「栄養を与えて流す」パックがおすすめ

肌のために毎日使う化粧品は、できるだけ配合されている成分の少ないものを使うべきですが、紫外線やストレスによる肌への影響を考えると、やはりそれだけではカバーしきれません。

身体の内側からつねに栄養素を補給しつつ、ときどきは肌の表面から集中的に栄養素を与えることも必要です。

ただし、顔表面から栄養素を補給する場合は、短時間で効率よく行なうことが重要です。

栄養を与えたあとは、肌にそのままのせておくのではなく、洗い流せるものがベストだということです。そのもっとも適しているものとして、昔からパックが利用されてきました。

 

オーソドックスなところでは、卵やきゅうり、レモンなどが使われたりしてきましたが、最近は手軽にできる市販のパック剤が主流のようです。

効能も実にさまざまなものが出回っています。しかし、そのうちのどれを選んでも効果を得られるかというと、そうではありません。

すでに述べたように、肌は体内環境を維持し、ゴミや細菌など外界の異物から身体を守るという役割を担っています。

そのため、たとえ肌によい栄養素であっても、それが肌の奥にまで浸透しなければ意味がありません。

たとえば、美肌成分として人気の高いものにコラーゲンがあります。確かに成分だけを見ると肌によいことは明白ですが、このコラーゲンは分子が大きいため、そのままでは肌の奥まで到達することはできません

また、肌によいといわれるビタミン類も水溶性のため、皮脂にはじかれてしまい、なかなか肌の奥にまで浸透することができないのです。

ですから、パック剤は、表皮に対する浸透性、つまり表皮を通り越して皮膚の奥深くまで浸透する成分が配合されたものを選ぶ必要があるのです。

では、どういった成分が肌の奥深くまで浸透し、肌を美しく保ってくれるのか、それをこれから見ていきましょう。